参議院事務局職員採用総合職試験一次試験
あまり情報が公開されていない試験種である参議院事務局の試験。
国会職員と言われ,特別職の国家公務員に当たります。
国家総合職は採用過程や合格者の決定方法について詳細に公開しているのに対して
ほかの公務員試験はあまり公開されていないように感じます。
特にこの国会職員の採用に関しては不透明な部分も多いですね…
今回は一次試験について書いていきたいと思います。
5月3日(水)に東京大学駒場キャンパスで行われた試験です。
出願時に法律か経済かを選びますが
一次試験に関しては,法律・経済関係なく
問題を解くことができます。
8時30分~ 受付
9時10分 着席
9時30分~12時30分 基礎能力試験
14時00分~17時30分 専門択一試験
まず基礎能力試験ですが
三時間の試験時間に対して,問題数は50問
全て必答となります。
おそらくこの形式の基礎能力試験(教養択一試験)は珍しいのではないでしょうか…
問題は至って標準的で,知識系の問題が多めでした。
普通は知能分野→知識分野という流れになるのですが
国会職員系の試験は知識分野→知能分野という流れになっています。
まず知識分野
かなり易しいと思われます。
国家公務員の試験なので(特に三日前の国家総合職の試験でコテンパンにされてるので),身構えてましたが…
国家総合職よりランク的には2個下がります。
国家総合職のように選択肢が長文ではなく,単文~2文程度と認識しています。
次に文章理解
国家総合職よりランク的には2個下がります。
文量も国家総合職より少ないように思われます。
古文が1題出題されたのは驚きました笑
最後に数的処理
国家総合職よりランク的には1個下がります。
詳細な問題については覚えていません。
申し訳ありません(´・ω・`)
基礎能力試験の問題構成はこの順でした!
専門択一試験
法律系・経済系・政治系などの11科目から40題になるように選択する形式です。
各科目5題or10題となっております。
国家総合職は選択科目から一問しか答えないという,横断的な解答が可能でしたが
この試験では,科目毎に選択なので,選択した科目は全問答えなければなりません。
問題の難易度は国家総合職に比べて1ランク下がります。
稀に難しい内容を聞いてきたりします(経済であれば効用フロンティアを求める問題が出ました)。
専門択一試験はかなり時間が余るので,多くの人は途中退室して帰っていました笑
問題冊子は持って帰れません。
手応えでの判断ですが
全体的に7割~8割と言ったところでしょうか?
自己採点してないので分かりませんが笑
結果は合格していました。
過去同じように参議院事務局の試験についてブログで書いていた方のを拝見した際に
手応えが微妙なのに,合格したと書いてあり
倍率見ると,特に国家系の公務員試験ということもあり,合格が難しそうに思えますが
割と一次試験は通りやすいのではないかと思えます。
ではまた次回!